Food Terrorist from Thailand Part 4.

写真はバンコクアートカルチャーセンターの1Fにあるコーヒー専門店。ここはかなり新鮮な豆が買える。他の国の豆もあるが、僕が買うのは当然、タイのコーヒー豆だ。やっと最近は日本でもタイのコーヒー豆が売られ出したけど、まだまだマイナーだと思う。タイの豆にも地方によって特色があるのだが、ざっくり言うと、「モカから柑橘系を抜いた感じ」。ある程度深く煎っても優しい味だ。良い豆はタイで買っても良いお値段。

  

僕の買った豆は250gで250バーツ(825円)。すでに友人にお土産として渡してしまったが、なに、また来れば良いのだ。来年は最低でも1ヶ月ほど暮らす予定だ。いろんなことのタイミングがうまく合えば良いけれども。あ、ちなみに一昨日、日本に帰ってます。荷物家に置いて、速攻で友人と朝まで飲んでました(笑)。

  

さて、タイ飯の続き。ファミリーマートではついにおにぎりが売られ出した。25バーツ(82円)。恐ろしくて手が出せない。タイ米なんだろうか。ちなみに豆知識なのだが、欧米の人はだいたい、海苔巻きがダメなのをご存知だろうか。黒で覆われている、あの見た目でダメな人が多いらしい。だから巻物でも海苔は中に巻いてある。ま、こういうおにぎりもおそらくダメだろうな。

  

 

パタヤのソイブッカオとソイチャイヤブーンの交差点近くにある、激安BBQスペアリブの店。200gを頼んだ。これで99バーツ(350円)。まごう事無く安い。普通はポテトフライがついてくるのだけど、無理言ってライスに変えてもらった。
  

で、これがまあ至高のバーベキューソースだった。酸っぱすぎず甘すぎず、コクがあって、ご飯を頼んで大正解。で、このスペアリブは肉と骨がすぐに剥がれちゃう。なんでかは知らぬ。ナイフとフォークで頑張る必要が無い。 

 

写真のメニューの通り、鶏胸肉のステーキなら49バーツ(175円)で食べれてしまう。オージービーフのサーロインですら109バーツ(385円)だ。ちなみに、黒板の「サーロイン」の綴りが違うのは許してあげてほしい。なんだストリップライオンって。すでにビーフちゃうやんけ。

これらの価格はさすがにバンコクでは無理。オージービーフステーキならだいたい300バーツはする(1050円)。やはり住むならこっち。そりゃ金だしゃあなんぼでもあるだろうが。というか、本当にオージービーフなのかという方が心配になるかもしれないが。

  

ソイブッカオの常設市場(火曜、金曜のみの市場もある)でガイトート(とりの唐揚げ)の40バーツ(140円)を買い、帰り道で屋台のガパオご飯(同じく40バーツ)を買い、コンビニでチャンビア(20バーツ)を買って帰る。しめて100バーツ(350円)。ここのは辛かったけど美味しかったなあ。ま、普通に食べるなら、1日300バーツ(1050円)あれば十分だと思います。

今回は15日滞在で、食費が20000円(6000バーツ)ほど。奢った日や、複数で食べたのを入れてもこんなもんです。
問題は、飲み代が10万ほど行っているという
  

スクンビットソイ11の、今にも倒れそうな建物の食堂で。タイ人率高くてお安い。穴場。写真はナスと鳥のグリーンカレー。45バーツ(170円)。

  

ガイヤーン(鳥の照り焼き)も頼む。50バーツ(135円)。合わせて95バーツ(330円)。味付けは美味しかったんだけど、ちょっと傷んでる感があった。痛んでる感じがしたのは、今回の旅ではここだけ。注文後すぐに出てきたから、調理済だったんだろうなあ。

  

ということで、その倒れそうな店を載っけておく。店名は俺優しいから伏せとく。

  

初めてのタイ旅行で、週末込みであれば、必ずあなたも訪れるであろう、チャトチャックのウィークエンドマーケット。買い物に夢中になることうけあいの場所だが、僕はここでは敢えて屋台、食堂巡りを勧める。尋常な数では無い。写真はでっかい鍋でおっさんがパエリヤをドヤ顔で炊いているが、バンコクは無国籍都市みたいなもので、どの国の料理もある。市内のレストランはやはりタイ飯以外は高いので、チャトチャックを利用しない手は無いのでは、と思っている。

  

ウィークエンドマーケットには尋常じゃない人数が集まるので、食材も大量だ。どこの国でも、料理は一度にたくさん作った方が美味い。
  

市内の屋台でもそこかしこにあるが、いわゆるイカ焼きはタイ定番だ。そんなにたくさんの本数を焼かなくてもいいような気もするが。一本50バーツ(175円)くらいだったか。これとビールがあれば、日本食しかダメっつーおっさんでも晩酌には不自由しないでしょう。

が、チャトチャックは場外市場かつ、細い路地をえんえんと廻ることになるため、ほんと暑さがハンパない。飯食おうか、という雰囲気よりも、とてもじゃないけどもう無理、休みたい、となるのが先だと思う。でも安心してくれ。チャトチャック内に冷房のある飲食店は一つしかないから。教えてあげないけど。どうしてもという人は、ちょっと歩くがJJモールに逃げてほしい。ググってくれたまえ。

  

バンコクのスリウォン通りにあるイサーン料理(タイ北中部のすごく田舎なところ)の食堂でソムタム(パパイヤサラダ)とコムヤーン(ブタの喉肉焼き)。値段は2つで130バーツ(440円)くらい。
  

たか!量少な!と一瞬思ったが、お味は最高だった。店の名前はSomtam Convent。向かいにBUAという名前の、そこそこ有名なタイ料理屋があるので、興味のある方はググってみてほしい。

バンコクには、料理によっておすすめのレストランや屋台がそれぞれあるのだけれど、観光の人と一緒じゃない時はほぼ行かなくなってしまった。何かの目的でどの駅にいるから、そういえばここ近いな、という感じの行動になってくる。だけど、せっかくの観光で何度も来るわけじゃない人にとっては、十分、その食だけのために苦労して行く価値があると思う。タイの評判の飯というのは本当に、そのくらい美味いのだ。
さて、キリがないのでこの辺でタイ飯紹介は終わるが、説明の面倒なもの、さして説明する必要のないものはこの下に写真だけずらりと並べておいた。日本人の方にとっては、東南アジアの屋台での飯には抵抗がある人もまだまだ多いだろうが、僕の経験則から言うと、特にバンコクの観光地のそれはかなり安全だと思う。皿や鍋を洗うのにミネラルウォーターを使っているのに、そこまでせんでも、と思うことすらあるほどだ。そして、ぜひ混んでいる屋台ほどチャレンジしてほしい。そこは間違いなく美味いのだ。

タイの人の舌は間違いなく肥えている。どのミネラルウォーターが一番美味いかという話すらえんえんとできるほどに。
   
    
    
    
   
  

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