Velvet goldmine

もともと酒は好きでは無い。

べつに何かやらかして嫌いになったというわけでも、体質的にアルコールがダメだという訳でも無い。実際、7~8年前はすごく飲んだ。

まあ、お酒を飲むとやや饒舌になりすぎたり、周りに気遣いが行き届かなかったりすることもあまり好きでは無いけれど、そもそも美味しいと思ったことは一度も無い。また、適量のアルコールが入って気持ちが良いという感覚も無い。そういったこともあって、最近は目の前に置かれても飲む気がしない。ただ単に喉の渇きを潤す水分としてそこにあるだけだ。

思えばずっと前からお酒を飲んでのバカ騒ぎは嫌ってきた。何が面白いのかさっぱりわからないまま、楽しんでいる体裁だけを整えてきた。昔の映画でよく登場する酒場なんかのワンシーン。若い頃は少しかっこいいかなと思ったこともあった。うだうだ考えずに楽しまなければ損だということは知っているけれど、楽しむ体裁だけを整えたまま、もうどのくらい経っただろう。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。